2013.03.31膝の外傷⑤

今週からは膝の特徴的な軟部組織である半月板損傷について紹介します!
半月板は大腿骨-脛骨で作る関節面の内側と外側に存在し衝撃を分散・吸収、骨性に不安定な関節面に適合性を与え、関節の動きを滑らかにする滑液を拡散するなど多面的な機能を持っています。
なので、損傷を受けると多大な障害をきたします!
若年者はスポーツ活動時に膝の屈伸に下腿の回旋が加わり発生することがあります!
高齢者では変性を基盤として損傷することがあり、発生機序が明らかでないことが多いです!
小児では形態異常で発生することがあります!
損傷した場合は立っているだけで痛みがでたり、引っかかり感を伴った運動痛や圧痛などがあります!
症状が長引くと大腿四頭筋が弱くなります。
しっかりとした治療が必要になります。
急性期には安静、冷却、圧迫、挙上であるRICEの処置が重要となります。
症状が軽減したら物理療法や大腿四頭筋、ハムストリングスを中心とした運動療法を行い、膝の機能回復に努めます!
先に述べたように圧迫が重要なので、固定がとても必要となります!
重症の場合はギプスや金属副子などで固定し症状が軽減してきたら厚紙副子やテーピング、包帯のみの固定と徐々に固定を軽くしていきます!
次回は肉離れについて紹介していきます!!(櫛渕)




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