今週からは膝の外傷について書かせて頂きます。
先週膝の構造をやりましたが、膝も関節なので脱臼が起こることがあります！
まず最初に大腿－膝蓋骨関節での脱臼について紹介します。
ですが膝のお皿は具体的に何をやっているのか？
そこでまずは膝蓋骨が何をやっているのか紹介します。
膝蓋骨とは膝を伸ばすときに無くてはならない大腿四頭筋が一度くっつき、膝蓋靭帯を経て脛骨粗面に終わる時に必要なのです。
膝蓋骨が何をしているのか理解して頂いたところで本題の膝蓋骨の脱臼について紹介します！
まずこの脱臼は跳躍、飛び降りた時などに膝関節に過伸展と捻転が加わり発生します。
ですが先ほど紹介した通り大腿四頭筋という強力な筋肉がついているので余り多く発生するものではありません。 それでも発生した場合は解剖学的および骨の形態的関係から側方脱臼の外側脱臼がほとんどです。 長くなりそうなので詳しい外側脱臼は次週にさせていただきます！(櫛渕)