2013.01.13石灰沈着性腱板炎

石灰沈着性腱板炎は、肩関節の「腱板」という組織に、塩基性リン酸カルシウムの沈着物(=石灰)が付着して起きる。「レントゲン検査をすると、肩関節のところにモヤモヤした白い影が映り、すぐわかります。これが、腱板にたまった石灰の結晶で、激痛をひきおこす原因。」 なぜ石灰がたまるのかは不明で、体質的なものなのか、腕や肩の使いすぎによるのかはわかっていない。また、石灰がたまっても、レントゲン上で境界が明瞭な丸い沈着の場合は、痛みは出ないという。「何らかのきっかけで、腱板の周囲の組織に石灰が流れ込み、炎症を起こすものと思われます。外傷も打ち身もなく、無理な姿勢を取ったわけでもないのに、発作的な激痛があれば、石灰沈着性腱板炎の疑いが濃厚です」あまりの激痛に、救急車を呼ぶ人もいるそうだが、通常は一週間程度で徐々に痛みは消え、もとのように腕を使えるようになる。家庭での応急処置としては、まず患部を冷やし、安静にすること。保冷剤などを利用するといいでしょう。また、腕をダラーンと垂らしておくと患部に負担がかかりますので、机などの台に腕を乗せ、肩に負担がかからない姿勢をとることも大切です。「よく誤解されるのですが、市販の冷感湿布や温感湿布というのは、あくまでも冷たく、または温かく『感じる』だけであって、温度を下げるものではありません。」足首や膝などでも石灰がたまり、同じ症状がでることもあります。治療は、炎症を抑えるためにステロイド剤を注射すれば劇的に痛みは和らぎます。注射器で石灰を吸引して排出することもあるそうです。また、一般的には、安静と消炎鎮痛剤の内服や湿布薬で症状は改善します。石灰沈着性腱板炎は命にかかわる病気ではありませんが、五十肩(肩関節周囲炎)と思い込み、マッサージや温熱治療を施し、いつまでたっても治らず来診する人もいる。また、レントゲン検査で転移性の骨腫瘍(しゅよう)が見つかるケースもあります。いずみ接骨院グループは、各院に「超音波画像診断装置」がございます。今までに多数の石灰沈着性腱板炎を診てきました。そして、石灰沈着=塩基性リン酸カルシウムの沈着物を、この装置で見つけ適切な処置を施して参りました。また、こうした肩や腰、関節の痛みを予防するために欠かせないのが、適度な運動によって筋肉を鍛えることです。一人一人の症状を把握し痛みをとるだけでなく、「筋肉の再教育」を念頭にケアすることも考え、施術プログラムを組んでおります。これが、いずみ接骨院グループが皆さまに提供し続けている施術なのです。
安心して施術が受けられる接骨院、迅速かつ丁寧なスタッフ陣、皆さまの「かかりつけ接骨院」を目指し、頑張ります!




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