前回に引き続き、今回は腰痛の原因にはどのようなものがあるのかいくつかの例をあげてご説明します。

まずは、皆さんも良く知る
「ぎっくり腰」です。ギックリ腰は、何か重いものを持つ、急激に腰を捻った際や、くしゃみなどの際に突然に起こる「急性腰痛」のことです。
これは、腰の筋肉や、腰骨を支える靭帯が傷ついた時におこります。
日々の生活の中で不良姿勢や、肉体労働などで身体を酷使したものの積み重ね等が原因になります。
続いて、「椎間板ヘルニア」です。
ヘルニアとは？
本来あるはずの場所から逸脱する事をいいます。
つまり椎間板ヘルニアとは、背骨の骨と骨の間に存在する、クッションの役割である椎間板の中心部「髄核」が飛び出し神経根を圧迫するものです。
よって腰痛や片側の下肢にしびれや、神経痛を起こすものです。<br /> 若年層にも多く、ギックリ腰から発症したりするものや、徐々に発症する例もあります。

その他の原因として…
・肥満による体の重心のバランスが崩れた時。
・加齢による骨の変形
・外傷（打撲、骨折、激しい咳など）
・脊髄腫瘍
・内臓疾患
・精神的ストレス
・運動不足
・冷えによる循環不良
など様々要因で腰痛は引き起こされます。
次回は腰痛予防、治療についてご説明します。
（永島）

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